遠い未来の世界、人類は星から得ていた資源を
使い果たそうとしていた。
国政を統括する組織「国界」は
資源からエネルギーを産生出来ないかわりに、人体の未知領域エネルギーを
自然エネルギーに変換し超常現象として外部に放出する技術「現象」を
開発する。
この「現象」を操ることの出来る遺伝子調整をされた者を
「現象使い」と呼び、エネルギーの生産に役立てていた。
ある日 国界は現象使い達を軍事力としても利用するため、
戦闘能力として訓練された「現象兵団」を作り出す。
更に「現象兵器」と「現象使い」の「融合体」を開発するなど
非人道的な実験が当然のように繰り返され始めた。
一方で「国界」の政策に反発した現象使い達により
「現象技術者保護協界(通称:協界)」が
反国界組織として設立される。
徐々に力を付けていった「協界」は、
全ての現象使いや融合体の「自由」を獲得するため、
国界に戦いを挑むのであった。